ヤフオクで出品時の商品状態の細分化がされる際のポイント
ヤフオクでの商品状態の選択肢が細分化されることになりました。
これまでヤフオクの状態表記にあった「中古」というのがなくなりました。これによって本文に記載する内容なども変わってきますよね。
「中古」という選択肢しかない場合だと商品状態は説明文にしっかり記載しておく必要がありますが、細分化されたらある程度は説明文に書く必要がなくなります。
ではその時にどのあたりまで商品説明に記載しておくべきなのか、商品状態に選択肢に任せてもよいのか、中々難しいポイントだと思います。
結論から言いますと、商品状態の細分化にあたってはこの2点が重要となってきます。
商品状態が細分化されたとはいえ、細部まで伝える必要があるものに関しては商品説明欄にしっかり記載することをおすすめします。
細分化された選択肢とちょっとでもニュアンスが違う伝え方をしたい場合は商品説明の方を優先して商品状態をりかいしてもらうことを伝えましょう。
この重要な2点について詳しくお伝えしたいと思います。
ヤフオクの商品状態の細分化の詳細は??
2018年9月の商品状態の細分化で項目がこれまでより大幅に増えることになりす。
以下が細分化後の商品状態の選択項目になります。
新品
未使用
未使用に近い
目立った傷や汚れなし
やや傷や汚れあり
傷や汚れあり
全体的に状態が悪い
新品と未使用についてはそのままです。難しいのは「未使用に近い」これではないでしょうか。人によってどれくらいまでが「未使用に近い」と思うかかなり差があると思うのです。このあたりクレームとなる可能性が高いと考えます。
私ならこの「未使用に近い」はヤフオクでは一切使いません。「目立った傷や汚れなし」こちらを選択しますね。どちらも一度でも使っているので中古なのですが「未使用に近い」はあくまで近いと書かれてはいるのですが未使用を期待させすぎる言葉です。
それなら「目立った傷や汚れなし」で購入したものが中古品だけれど、本当に傷なしだったほうが嬉しいと思いませんか?
ヤフオクの商品状態細分化後に売上を左右しそうなこの3つの選択肢
やや傷や汚れあり 傷や汚れあり
全体的に状態が悪い
これらの商品状態を選択してヤフオク出品する場合に関しては、商品状態を選択していたとしても商品説明欄にて商品の状態をしっかり説明しておくことをお勧めいたします。どこにどのような汚れや不備があるのかは後々のクレームにつながってしまいますのでしっかりと説明欄に記載するようにしておきましょう。
クレーム回避を最優先するのであれば、「傷や汚れあり」で商品状態の選択はしておいた上で、「やや傷や汚れあり」の商品を出品するイメージで行うのがいいと思います。
個人的な意見としては「全体的に非常に悪い」で出品せざるを得ない商品の場合、よほど高額な落札金額が見込める場合以外はヤフオクに出品すること自体をおすすめしておりません。
少しのお金にでもなればとヤフオクへ出品して悪い評価をもらっては逆に損してしまいますよ。そんな場合は、その商品はネットでの買取に出すことをおすすめ致します。ネット買取だと金額は少なくとも、悪い評価をもらうことなく済みますし、発送なんかの手間も簡単ですしね。
傷や汚れがどこにあるのかを伝える必要がある場合
いくら「傷や汚れあり」の商品状態でヤフオクへ出品したからと言ってもクレームになる場合もあります。商品のど真ん中に傷や汚れがあるのと、目立たないところにあるのとでは全く違ってきますよね。
この様な場合も商品説明にしっかりと商品状態を記載しておく必要があると考えます。
ヤフオクの選択肢と少し違うニュアンスで伝えたい場合
目立った傷や汚れなしではない傷は多少ある。でも傷や汚れありを選択するほど傷や汚れが前面に出るような商品でもない。こんな場合もあるのではないでしょうか。このような時、ヤフオクの商品説明文にしっかり記載しておくことが重要となってきます。
「多少の傷程度はございますが、全体的な状態は良好です。」
こんな一文はいかがでしょうか。傷はあるけれども商品の状態は綺麗なほうですよってことを伝えられているのでは思います。これなら商品状態の選択はどちらを選んだとしても、購入希望者へ商品状態がしっかりと伝わると思います。
ヤフオクの商品状態の細分化に関してのまとめ
商品状態が細分化されて、購入者としては商品状態の目安がわかりやすくなりました。それでも数個に分かれただけの選択肢で商品の状態を全て分けてしまうことはできません。
新品や未使用の商品なら構いませんが、中古品は傷や汚れのある箇所がそれぞれ違うものです。このあたりを購入希望者へ適切に伝えていく必要があるのです。
商品状態が細分化されたとはいえ、細部まで伝える必要があるものに関しては商品説明欄にしっかり記載することをおすすめします。
細分化された選択肢とちょっとでもニュアンスが違う伝え方をしたい場合は商品説明の方を優先して商品状態をりかいしてもらうことを伝えましょう。
この2点の重要なポイントをしっかりと押えた商品説明を記載しましょう。選択肢で選ぶものはあくまでもおおかまなものです。
購入者目線に立って考えながら、商品状態の細分化によって伝え切れていないポイントを商品説明に記載する。これが大事ですね。